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AVATER

今頃…ホントにいまごろですが、アバターを観てきました。3Dで。

公開当初から興味深かったものの、異星人の姿を3Dで観ることにちょっと不安を感じていた私たち夫婦。でも3Dだからなのか、違和感なくその世界に引き込まれていきました。私もナヴィ族になりたいなぁ~と思うほどに。

3Dではなくても、大画面で観なくては意味のない映画ですね。美しい景色が次々と見られて本当に大満足。
壮大な風景、幻想的な光景、そしてちょっとスピリチュアルなところも私好み。3Dとその映像美が話題の映画だと思っていましたが、ストーリー的にも大変興味深いものでした。

パンドラとナヴィ族を通して表された、自然との共存と調和。人類がこれまで切り捨ててきたものが何であるかを訴える現代社会への警告ともいうべき作品です。

でも、私的には、ナウシカ+もののけ姫って感じ。
あとで調べたら、キャメロン監督は宮崎ファンだって。やっぱりね。
ある一場面なんてそっくりじゃ~んと思って観てたら、オマージュとしてのシーンだそうです。

しかし、さすがハリウッド映画、敵と味方の図式がくっきり。
そして敵ははっきりと敗北する、という単純かつ明快な答え。

もののけ姫なんて、サンとアシタカは、愛し合っていても里と森と別々に暮らして、共生の方法を探していくという結末だったのに、アバターは…ちょっとズルいのでは?
シガニー・ウィーヴァーが死ぬシーンで結末が予想できて、そんなテがあるのか~…。

そんな風に生きることができたらそりゃいいけど、そうはいかないのが我々の社会。もはや電化製品のない生活は考えられないし、今、この瞬間も人類は地球を破壊している。でも地球環境を守りたいと思い、それぞれが模索し始めているのです。そんな矛盾の中でもがいている私たちを前にして、その安直な結論。

問題提起と共に回答を我々に要求している宮崎作品と比べたら、問題と向き合うことから逃げているような気がしてしまいました。

エイワは誰の味方もしない、と言っていた王女ネイティリが、“エイワが応えてくれた”と叫ぶシーンでは、う~ん、それじゃ人類の発想と同じで、ちょっと利己的だよね。
ナウシカはそんなことは言わないわ。それぞれの生物はただ自分たちの惑星を守っているだけで、誰の味方でもない、というほうがしっくりくるかな。
そのへんが日本人とアメリカ人の感覚の違いなのでしょうか?

でも、ま、娯楽作品として考えるなら、このほうがわかりやすいHappy endでいいですね。
それと比べると、日本のドラマや小説は、ちょっと…ひねりすぎなのかな?
そんなうまい話、あるはずないよね~という視点を意識しすぎた作品が多い。

そんなうまい話もあっていい。
映画くらいは夢をみせてほしい。
アメリカ映画はいつもそんな感じです。
# by kikukid | 2010-03-23 23:45 | 本・TV・映画 etc

3月になりました

なんとなく見ていたけど、終わるととっても寂しいOlympic。

そして気づけばもう2010年も3月に突入!
1年の6分の1が過ぎていたのですねぇ~…。

毎年のことながら、1月&2月はなんとなくテンションが上がらない。


年末に考え出した崇高なる目標の数々もまったくといっていいほど、実行されない。

この2か月というもの、家事はさぼり、運動もせず、食べたいものだけを食べ、オットを怒鳴る…。(悪妻すぎる?)

どうしてこんなに1月&2月は気分が重いんだろう?
バイオリズムのせいかしらん?
そういえば占いによると2月はいつも0地点なのよね~…と語ったら、

7歳下の友人に、
寒いのが苦手なんですね~。」

ズバリ!

自分ではまったく気づいていなかった真実をさらっと指摘されて、思わずうなづくしかなかったわ…。


そっか~、寒いのが苦手、ね~。

そうかもね~。

というか、それしかない気がしてきたよ。

原因がわかったら、あとは簡単。
暖かくすればいいのよね。(…ちぇっ。)


でもまだまださむ~いね~~~~。
# by kikukid | 2010-03-02 22:14 | くらし

まだ続くOlympicネタ

男子フィギュアの高橋選手が銅メダル!良かったですよね~。
今季はショートがすごく良くても、フリーでころんころんコケていたから、ダメじゃないかと思っていたんだけど。やっぱり若いからどんどん体力が回復してるのね~。

そのライバルともいえる織田くんは靴ひもが…。(うるるる)

しかし、あとのインタビューによると、高橋選手も靴ひもが切れそうになっていたとのこと。
でもひもを換えると感覚が変わって嫌がるので、中学生のときからついている長光コーチが「靴墨塗るから」といって靴を預かって、勝手に変えていたという!

そ、そんな無茶な…!

と思ったら、高橋選手は言われるまで全然気づかなかったんだって!

感覚が変わるんじゃないのかよ!? とテレビに突っ込みいれました。


…と、ふと横にいるオットに、
「なんかそういう感じが誰かさんに似てるよねぇ~?」
「そぉ?」

細かいことを気にしているくせに、大雑把というか、マヌケというか…。


話は変わって、今季オットのお気に入りのグレーのピーコート。
ボタンがしょっちゅう取れて、私にはすごく迷惑なんですけど。

酔っぱらった日についに1個失くしてきた。

ボタン、買ってきて~。付け替えて~。と毎日うるさい。

銀色で模様の入ったボタンは当然ながら同じものはない。
全部換えるのは面倒くさい。

結局、似たようなボタンを1個だけ買ってきて、失くしてしまった上から3番目には一番下のボタンを使い、買ってきたボタンは一番下につけました。

オットは気づくでしょうか? 名づけて高橋大輔作戦!

たぶん今後もあらゆるパターンの高橋大輔作戦が遂行されることでしょう。
# by kikukid | 2010-02-24 20:58 | この頃の私

悔しさと切なさと

モーグルの上村愛子ちゃんのときもそうだったけど…。

自分自身に対して、とっても悔しいだろうなって思うと、


すごくすごく切ない。



今日はフィギュアの織田くん。

ネットで先に順位だけ見たとき、あれ~、なんでこんなところ?って思ったのよね。

そしたら、まさかそんなトラブルがあるなんて…。

可哀相って言ったら失礼かなと思いつつも、本当に本当に可哀相。
unluckyというか…。

インタビューで涙ぐむ姿に切なすぎて、続きが見られなくなっちゃったよ。

録画しておいて、後で見よう。(って結局見るんだけどさ。)
結果はもう知ってるし。
ちょうどお気にいりのJ・ウィアーから録画できるし。うふふ。

いや、うふふ、じゃなくて、

はぁ~~~~、切ないねぇ。

でもそんな悔しさを味わえる人生というのはすごいことなのだよね。
すごいよね。
# by kikukid | 2010-02-20 00:47 | この頃の私

晩食う婆

今日はお休みなので、朝からいつものTVプログラム…と思ったら、
Olympic のせいで全然違っていた。

時計代わりにしている私にはリズムが狂っちゃうな~。


まぁ、いいかとザッピングしてたら、カーリングに行き当たった。

予選 日本対アメリカ

もう勝負も最後のほう。

ルールわからない! 

観客がなんで喜んでいるのかわからない!

どうしたら勝ちになるのかわからない!!


でもでも、さすがに最後ストーンの位置をメジャーで測ることになって、勝負の行方がわかった!

祈るようにして見守る スケールと測る手。


あ~、どきどきした~!!!

勝って良かったね、日本。


そのまま男子フィギュアのSPを観ていたら、出かける予定が後にズレこんでしまいました。
あ~ん…、フリーもLIVE中継で観たいよ~。
# by kikukid | 2010-02-17 22:50 | この頃の私